2006年12月06日

ですます調

 気がつけば12月です。
バンクーバーはダウンタウンにいる限りそんなに寒くなくて、快適に過ごせます。
といってもこれからは本格的に雨季が始まります。
“バンクーバーの連日の雨”というのは、毎年多くの留学生をダメ人間に変えてきました。
外に出るのが億劫で、学校などどうでもよくなり、食料を買いに行くのさえ面倒で、テレビが大好物、というような状態に陥るわけです。

 そういえば“面倒くさい”というのは日本語特有の言葉で英語には訳せないと誰かが言ってました。
“troublesome”というのも別にトラブルがあるわけでもないので違うわけです。
“bother”というのも別に困っているわけではないので違います。
“inconvenient”というのも別に利便性の問題ではないので違います。
“unwilling”というのも近いですが違います。

 “面倒くさい”や“切ない”に代表される英語に訳せない日本語というのは多分たくさんあって、日本語だけじゃなくて韓国語にも中国語にもスペイン語にもあるわけです。


 どうしてこんなどうでもいいことを書いているのかというと、新しく引っ越した部屋の掃除をやり始めたのはいいけど、もう面倒くさいなと思ってほっぽり出してこの文章を書いているからです。
まだ口を大きく開けたスーツケースが部屋のど真ん中で偉そうにしています。
まだ荷物の入ったバックパックはテレビの横でふてくされています。

 
 この部屋のウリは大きなベッドです。
前の前の住人はカップルだったらしく、真っ赤なベッドカバーに枕が2つ置いてあります。
前の住人が入ったときは今とは家具の配置も違っていて、奥にベッドがあってそれを隠すようにソファーがキッチンの方を向いて置かれていて、第一印象は“Sexのための部屋”だったそうです。
テイクオーバーにはコンドームが大量に引き継がれていて、現在も残っています。


 食生活はホテル暮らし時の贅沢三昧が嘘だったかのような質素な毎日です。
基本的にテイクオーバーの食料品を消費していて、新しく買ったものは“出前一丁”と“食パン”程度で、いずれもバンクーバーではいつも御用達の“Sunrise”です。
いつもこの店に来るたびにどうしてこんなに安いんだろうと不思議に思っていましたが、やっとその謎が解けました。
驚くべきことに、この店ではTaxというのが存在しないようです。
もともと値段が安いのにTaxも取らないわけだから価格破壊が可能なわけです。
もしかしたらこの店はカナダ政府から治外法権が認められているのかもしれません。


 で、どうして今回の日記が“ですます調”で書かれているのかというと、“ですます調”の練習がしたかったからです。

 実は最近フリーライターの仕事を始めました。

 取材なんかも行ってきて、好きに書いていいよと言われたのでフォーマットもすべて無視して本当に好きなようにいつもの“である調”で書いたら、全編書き直しと電話がかかってきて、“ですます調”ってどんな感じだったっけなぁと雲をつかむような感覚でこの文章を書いています。

 自分でも気付かなかったけれど、このブログも最初は“ですます調”だったことにさっき気付いたわけで、まあ何とかなるなと思ってます。

 こんな感じで書いてくださいと渡されたサンプル資料は、実家の母親に紹介したら“あの子いい子やね”と言われる典型的な可もなく不可もない彼女、というような文章で、もうちょっと何か毒のある感じがいいなと思ってしまいました。
“ですます調”で物事の表面のみを撫でるだけの文章は書きたくないわけです。
といっても広告としてのコピーライティングにも興味があります。

 自分の中で身に付けたいスキルの3本柱というのがあって、それはセールス・マーケティング・ファイナンスです。
コピーライティングというのはセールスの一種で、勉強したいことの一つです。
インタビューの技術なんて、そのまんまセールスに応用できるわけです。


 バンクーバー在住のみなさん記事になりそうなネタがありましたらご一報ください。


 では部屋の掃除に戻ります。



ж “ですます調”って書いててすごく疲れる。。。

ж  いらないデジカメとか余ってる人いたらください。

ж  Fidoの満足度調査に協力してくれという電話がとてもしつこいのですがみなさん大丈夫ですか?
posted by da-i at 12:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ラブルームに遊びに行きてーーー!です!ます!
今日から学校始まったでーす。
しかしあと一週間ずっと朝から夕方まで
ボクの苦手な数学系なんだなー。
でも苦手って高校の頃から自己暗示みたいになってしまった部分もある(と思いたい)からがんばんなきゃ・・・です。
たぶんボクの場合はこの数的処理ってのがひとつの踏ん張りどころです!
もす!
Posted by もも at 2006年12月06日 17:25
 ももちゃん

“初めてを始めよう” 

 改めて勉強してみたらおもしろかった、みたいなのはよくあるよね。
 あれだけ歴史の授業が退屈で嫌いだった人が、会社に勤めるようになってから寝る前に改めて日本史の教科書を読んで、あまりのおもしろさに朝まで眠れなかったっていう話はよくある。
 僕の場合も、小学校の頃習わされていたピアノのレッスンがイヤでイヤでしょうがなくて結局辞めちゃったんだけど、10代後半くらいからめちゃくちゃ興味をもってしまって独学で素人を騙せる程度は弾けるようになったもんね。
 左手でどこの鍵盤を押したときに右手で押せる鍵盤の可能性の限界みたいなのを一人でずっと研究してた。
 こういうのは音楽の授業ではやらないことだからね。

 大人になってから学ぶことは、自分が本当に学びたいことなので全く新しいことをやってる感覚で出来ちゃうからいいね。

 数的処理も初めて習うことのように聞いてれば楽しくなるかもよ。
Posted by da-i at 2006年12月07日 06:44
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